NBJBはハーレム・ブルース&ジャズバンドは1973年に医師で、ジャズの歴史家でもあるアルバート、ヴォルマー博士のもとに、「夢と希望そして生きることの楽しさを分かち合うアーテストたちが集結し、生まれました。平均年齢約80歳、今活躍のするジャズグループでは最高齢で、グループ存続最長をも誇るオーケストラで、広い年齢層のファンから格段の敬意を払われています。その後これだけ永く活動できるグループになるとはだれもが予想をしませんでした。バンドは‘20、’30年の世界恐慌時代に活力を世に与え明るい灯をともしつずけた、デュークエリントン、ルイアームストロング、キャブキャロウェイ、カウント ベーシー、などのジャズマスターのもとで演奏したオリジナルメンバーばかり、熱烈なジャズファンから胸いっぱいの抱擁をうけています。歴史的なバンドとして、ホワイト・ハウスやNYCでも演奏し、NY市長からも感謝状が贈られています。また、2004年のトライベッカ・フィルム・フェスティバルにて、HBJBはドキュメンタリー映画「The Last Of the First」として紹介されました。(写真左:映画「The Last Of the First」より)
世界の人間国宝の称号をあたえられ、演奏のかたわら、音楽を愛する若者との交流を楽しみに、湧き出るエネルギーの不思議をスイングジャズに秘めて世界をくまなく周り続けています。設立当時のメンバーは50名。現在残っているオリジナル・メンバーは、わずか数名となりました。
なぜHBJBが、アメリカで「伝説のバンド」と呼ばれるのか・・・。それには、訳があります。設立当時のメンバーだったミュージシャン達の顔ぶれなんです。パイオニアと呼ばれた大御所(当時の年齢で、80代から90代です!)ミュージシャン達がHBJBに集まっていたのです。例をあげると、1930年代にファッツ・ウォラーと仕事をしていたアル・カセイ、ビル・ドジェットと活動していたブッカ・ベリガン、ルイ・アーム・ストロング・オーケストラでピアノを担当してたエドウィン・スワンストン、ジョナ・ジョーンズのベーシストだったアイバン・ロール、デューク・エリントン・バンドやカウント・ベイシーでボーカルをつとめたローレル・ワトソンなどです。彼らがバンドを組み、定期的に演奏を行っていたわけで、これが「伝説のバンド」と呼ばれた所以なのです。
そんな輝かしい歴史を持つHBJBですが、頭を悩ませている問題がひとつあります。それは、若者の「ジャズやブルース離れ」。黒人のお家芸であったブルースやジャズでしたが、若者はポップス、R&B、ヒップホップへ流れ、ジャズやブルースを勉強する子はとても少なくなっています。「あと20年ぐらいしたら、ジャズ・バンドは、全部白人と日本人のミュージシャンになるよ・・・」と、ブラック・ジョークとも真面目な意見ともとれるような話が、黒人ミュージシャンから出てくるほど・・・。う〜ん、白人&アジア人ばかりのジャズ・バンドというのも、なんだか雰囲気違うな〜という感じがします。古きよきものを伝えるために、消え入りそうな灯火を守ろうと、シニア・バンドは、今も活躍中です。(写真右上:NYトリニティー教会)
というわけで、今回の日本公演では、ハーレムの「グランド・ペアレンツ・アラウンド・ザ・ワールド」(GATWP)のプログラム「シニアと若者のコラボレーションを通じて、より豊な社会を作ろう」を取り入れ、日本の若いアーティストとシニア・バンドの初コラボレーションも実現することにしました。ゲストとして、和製スティービー・ワンダーと呼ばれる「木下航志」さん(写真左)、日本のタップ界に新しい風を吹き込んでおられる「洞至」さん(写真右下)に、コラボレーションをお願いいたしました。

木下君と、私の出会いは「2005年愛知万博」でのジャパン・ウィーク。私が日本へ送り込んだ「NYハレルヤ・カンパニー・Jrs.」との共演が最初でした。木下君は、1989年、鹿児島生まれ。未熟児網膜症の為、生後1ヶ月で失明。2歳の時に母が買ってくれたおもちゃのピアノを耳だけで弾き始め、5歳よりクラシックピアノを始めました。10歳でNHK「みんな生きている・かがやくメロディー」他、NHKドキュメント番組にて紹介。14歳の時、カイロン・ハウエルのユニット「HARMONIX」としてミニアルバムを完成。NHK総合にて「響け僕の歌 木下航志14歳旅立ち」92分版が放送され、大反響を得ました。同年、アテネオリンピック2004のNHKテーマソング「CHALLENGER」を担当。2006年には、小学館より「VOICE〜とどけ僕の歌声〜」を発表。ソロ・アルバム「絆」を始めCMソングやDVDなども数多く手がけるようになり、2009年夏、国連でのユース・アセンブリーにて日本人として初めてパフォーマンスを行いました。
NY入りした際、HBJBのリーダーであるジョイ・モラント(写真左)のライブで飛び入りセッションを行い、それがきっかけで今回のゲストとして招待されることとなりました。(写真左:ジョイ・モラント)
洞至君は、9歳より数々の舞台、イベント、TV等で活躍。各ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多数行い、TAPを総合アートの一手段として捉え、新しい試みに日々挑戦し続けているタップ・ダンサーです。TAPイベント『SOUND OUT』では、同年代のタップダンサーと共に、新たなタップシーンを創造すべく、パフォーマンスを行っていて、2008年9月には、TAP、アフリカ・ブラジルの伝統楽器、Guitar、Bassという異色編成【Volgrooma】を結成。ライブハウスでのイベントやフェスティバルなどに出演し、「音楽としてのTAP」を追求しておられます。洞至君との出会いは、3年前(だと思います)のNY。いつも新しいことにチャレンジしていて、現在の地位に甘んじない前向きな姿勢が大好きです。今回、コラボをお願いするのも「きっと彼ならやってくれそう!」と、企画が通った次点ですぐにオファー。即OKのお返事を頂き、ゲスト出演となりました。(写真右上:フレッド・ステイトン)
また、HBJBがNYトリニティー教会で行った公演を再現するため、今年105周年を迎える「淀橋教会」を会場として、ご提供いただきました。 会場として使用させていただく「大礼拝堂」は、この教会の峯野先生の強いリーダーシップの元、総工費22億1300万円、床面積5338u、1300席を設置でき、天井高22メートルという、日本のプロテスタント教会としては最大規模の建造物として、3年半の工事期間を経て建設されたもの。大変素晴らしい礼拝堂です。ロケーションも、JR大久保駅隣ですし、大変便利な場所です。この会場を見ることも、このコンサートのお楽しみのひとつとなることでしょう。(写真左:ジョン・ミラー)
今回の来日メンバーは、バンド・リーダーでNYを代表するミュージシャンの一人、唯一のルイ・アームストロングのスタイル継承者、歴代大統領の就任式にも登場するジョイ・モラント(トランペット)、最高齢のフレッド・ステイトン(テナー・サックス)、ジョン・ミラー(ピアノ)、マイケル・フレミング(ベース)、車椅子で夫を付き添い来日する唯一の女性メンバーであるラス・ブリスベーン(ボーカル)の5名と、シェルトン・ゲイリー(ドラム)の5月のご逝去にともない、代役として来日する事となったジャッキー・ウィリアムス(アール・ハインズやジュニア・マンスらと共演したNYベースで活動するドラマー)の計6名。HBJBの創立者アルバート・ボルマー博士(80歳)も同行します。(写真右:マイケル・フレミング)
日本の皆様には、NYでもなかなか聴く事が難しくなった「古きよき時代のハーレム・サウンド」を是非満喫していただきたく思います。またこの公演を通して、日本の若い世代にも、シニアと若者の交流が新たなものを生み出せるのだと実感していただければ幸いです。(写真左:ルース・ブリスベーン)
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<来日メンバーのプロフィール>
ジョイ・モラント/トランペット・コロネット・ヴオーカリスト(72歳)
ハーレム・ブルース&ジャズバンドのアイコン的存在。トランペットの達人のみならずサッチモーの再来を思わせる味のあるボーカリスト、客を楽しませる技術も最高のものを持ち合わせ、歴代大統領の就任式にもゲストアーテストとしてホワイトハウスに招かれている。クリントン大統領のパーティーにも出演、ポール・マカートニーのオーケストラとも共演して真のエンターテイナーとしての人気をも独占している。。又ヨーロッパ、スペイン、南米、アフリカと活動範囲も広くで音楽大使の呼び名で世界に知られている。日本には9年前に来日、カウントベーシー・オーケストラと共演をはたしている。
マイケル・M .フレミング/ ベース (70歳)
ニューヨークを拠点として活躍するジャズベースプレイャーの中で繊細でユニークな音をだせるベーシストとして若いアーテストからも最も尊敬されているアーーテスト。サミー・デビスジュニアー、メリールー・ウイリアムス、クリフォード・ジョーダン、チェット・ベーカーナなど有名アーテストと共演。
ジョン・ミラー/ピアノ (72歳)
ハーレムの文化をピアノで語れるハーレム・ブルース&ジャズバンドの長年のバンド・メンバー。作曲家としても活躍。
ルース・ブリスバン/ボーカル (77歳)
観客に語りかける持ち前のパーソナリテイーで全米、ヨーロッパ、カリブ海のクラブで人気を博し、ブロードウェイではジャズ史上にきらめくブルースの女王べーシ・スミス役をを独演する。ウィズ、南太平洋、ワンモアタイム、ブラック・アンド・ブルー等のブロードウェイショーでも主役を演じパリ、ロンドンで大きな人気を得ている。
ジャッキー・ウイリアムス/ドラム (76歳)
アール・ハインズ、イリノイズ・ジャンケット、バデイー・テイト、ベリー・ハリス、アルバート・ハンターなどジャズ界の巨匠バンドのドラマーとして活躍を続けニース、モントレーなど世界のジャズフェステイバルにも出演ジャズ史上もっとも有名なドラマー、バデイー・ハケットから最も信頼できるドラマーと賞賛されジャズ歴史に残るニュークが生んだ名ドラマー。
フレッド・ステートン/ テナーサックス (94歳)
アメリカジャズ界の歴史に生きる偉大なるジャズ・アーテストでバンドの最高齢者。ビリー・エキステイン、ハワード・マックギー、アートブレーキー、エロール・ガーナーなどのバンドメンバーとして活躍、ジャズ名シンガー、ダコタ・ステートンを妹にもちジャズファミリーとしても有名。年齢からは想像も付かないエネルギーはシニアーに希望を若者に夢を与えてくれる。
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今回の収益金は、オレンジ・リボン運動(2004年9月、栃木県小山市で二人の幼い兄弟が虐待の末、橋の上から川に投げ入れられて亡くなる事件が起きました。その事件をきっかけに2005年にオレンジリボンキャンペーンが始まりました。2006年からは「児童虐待防止全国ネットワーク」が総合窓口を担い、厚生労働省との協働により全国的に活動を広げています。運営:NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク、後援:内閣府、文部科学省 、厚生労働省、 日本子ども虐待防止学会 、(財)こども未来財団 、(財)SBI子ども希望財団 、読売新聞社)の活動費としてお使いいただくことになります。HBJB日本公演は、この活動を応援すると同時に、オレンジリボン運動には「シニアと子どもとの交流が、虐待防止に役立つのではないか」という提案を行いました。(右:オレンジリボン運動のマーク)
虐待は、心や体に傷がつくことだけはなく、世代を超えて繰り返すといわれています。日本での最新の報告によりますと、昨年の4月から6月の3ヶ月間で18歳未満の子どもへの虐待は8108人。そのうち、129人は大やけどや衰弱など生命の危機に迫るものでした。また驚くべきことに、半数は母親からによるものでした。母親が子育て中にもつストレスに関しては、私自身も経験があります。私の場合、このストレスを避けることができたのは、祖父母や両親の手助けのおかげです。子育て経験のある先輩方の手助けや助言は、かけがえのないものでした。しかし、どの母親も身近に身内がいるとは限りません。近所にいるシニアの助言や手助けを借りることができれば、どれだけ母親にとって心強いでしょう。また、虐待を受けている子どもを一日も早く発見することにもつながると思います。
日本では65歳以上のシニア人口が2898万人、そのうち仕事に従事できているのは304万人という最新報告がでました。長寿大国である日本は、シニア世代の力を充分に社会に役立てていただく事ができるはずだと感じました。このアイデアは、私の住むNYハーレムにあります非営利団体「グランドペアレンツ・アラウンド・ザ・ワールド」(GATWP)からヒントを得ました。「シニアと子どもとの交流を通して、より住みよい社会を作ろう」というGATWPの活動は、まさに現在の日本に導入できるものではないでしょうか?GATWPでは、さまざまな交流イベントを企画し、シニアと若い世代の交流の場を作っています。こういったことを通して、身近におられるシニア世代と知り合えることは、とても有意義なことだと思っております。
制作協力:デジャ・ビュ
HBJB写真撮影:Kenji Mori
チラシ・デザイン:Akio Matsumoto

(写真:HBJBのコンサート会場となる淀橋教会の大礼拝堂)
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池袋「マイルス・カフェ」 Jazz Live Spot B-flat
Tokyo TUC Jazz Inn Uncle Tom
ウェルカムバック Organ Jazz 倶楽部
BAR & LIVE 自由が丘マルディグラス Jammin'
BRIGHT BROUN KKRホテル東京
TAKAYUKI (株)イータレント・バンク
株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー 京王観光
<2009年10月26日>
第1回 ヨランダアダムス”day by day"
第2回 NYでプロのレッスンを受けてみよう!
第3回 NY最大!ゴスペルの祭典"マクドナルド・ゴスペル・フェスティバル”
第4回 NYでゴスペル教会へ行こう!”
第5回 NYの黒人御用達のファミリー・レストラン"ダラス BBQ"
第6回ユース.アセンブリー@UN
第7回 NYのハロウィーン
第8回 NYのクリスマス
第9回 iNFiNiTY "無限"
第10回全米最大のシアター・イベント「フリンジ・フェスティバルNYC」